- 女性のトレーナーの需要ってあるの?
- 女性パーソナルトレーナーとして活躍したい!
パーソナルトレーナーというと男性を思い浮かべる人は多いです。
しかし、近年、女性のパーソナルトレーナーは増えています。
本記事では、女性トレーナーの需要が高まっている理由から「どういう人がニーズがあるのか」までまとめて解説します。
この記事を読めば、女性トレーナーにどのようなニーズがあるのかがわかるので、キャリアの方針を決めることができます。
【結論】
- 女性トレーナーの需要は高い
- さらに需要を高める方法は以下
- SNS発信
- ヨガなどの専門知識の獲得
- 資格の取得
【次によく読まれている記事】おすすめのパーソナルトレーナー養成スクール
女性のパーソナルトレーナーの活動実態
公益財団法人日本スポーツ協会が1,294名を対象にした「日本のトレーナー実態調査」では、以下の結果が出ています。
4~5人に1人が女性のパーソナルトレーナーです。
ただ、上記は2018年頃のもの。
現在の女性トレーナーの割合は30%弱です。
また、男女あわせてとはなりますが、年齢におけるボリュームゾーンは25~45歳です。
女性のパーソナルトレーナーは増加傾向にある
女性のパーソナルトレーナーは増えています。
その背景には、以下のようなものがあります。
- フィットネス系インフルエンサーの活躍
- ヨガやピラティスなどへの関心の高まり
- オンラインフィットネスの流行
クライアントからみれば、女性トレーナーを見たり、接したりする機会が増えているということ。
それはそのまま後述する女性トレーナーへの需要の高まりに繋がります。
女性のパーソナルトレーナーの需要が増えている
女性のパーソナルトレーナーの需要が右肩上がりです。
「女性のパーソナルトレーナーでなきゃイヤだ!」という人も当たり前になってきました。
需要が生まれたきっかけ、またニーズが高まっている背景には、以下のような理由があります。
SNSでの筋トレ女子の活躍
1つ目のきっかけは、SNSでの発信です。
筋トレは画像や動画などビジュアル要素のあるSNSと相性がよいのが特徴。
このため、日々のトレーニングの様子を発信する女性が増えました。
エクササイズや筋トレを頑張る姿を見て、多くの共感を呼んでいます。
女性に寄り添った指導ができる
女性だからこそ、クライアントの女性に適したコミュニケーションや指導ができます。
クライアントからしても、女性のパーソナルトレーナーだからこそ伝えやすい悩みはあります。
同性に対する寄り添った指導力は、今もっとも求められているのです。
ボディタッチへの抵抗が少ない
上記とも関連しますが、トレーナーが女性の場合、ボディタッチへの抵抗感が軽減します。
マンツーマンで行うパーソナルトレーニングにボディタッチはつきもの。
気にならないクライアントさんもいますが、男性から触れられるのが苦手な方も多いです。
女性のトレーニング指導は男性にも需要がある
女性トレーナーのニーズは女性に限ったものだけではありません。
男性からも以下のようなニーズがあります。
- たくましい男性の指導が苦手
- 女性に丁寧に指導してほしい
- 女性目線でモテる身体を作りたい
実際、女性トレーナーしかいない男性専用ジムも増えています。
女性専用ジムの増加
もちろん、以下のように女性専用ジムも多いです。
- 美ボディに特化したジム
- 産後ダイエットジム
- ヨガやピラティス など
実際、どのような指導をしているのか雰囲気などを掴みたい人は、情報収集のために女性専用パーソナルトレーニングジムの体験トレーニングを受けてみてください。
女性向けのボディメイクで有名な「B-CONCEPT(ビーコンセプト)」などが個人的にはおすすめです。
内装やコミュニケーション面などとても勉強になると思います。
このように女性のパーソナルトレーナーの需要が増えたことで、女性トレーナーが活躍できる場所は極めて多くなっています。
女性がパーソナルトレーナーになるメリット
女性がパーソナルトレーナーになるメリットは大きいです。
「需要が高まっていて、活躍できる」という以外にも以下のようなメリットがあります。
自身のボディメイクや健康維持ができる
正しいボディメイクの知識を身につけることで自身のダイエットにも知識を応用できます。
また、トレーナーになると、自然と運動が習慣化します。
結果的に、いつまでも若々しく、健康的な身体を維持することができます。
パートナーや子どもへの指導ができる
活躍している女性トレーナーは30代前後がボリュームゾーンです。
ライフスタイルを通して、自然と以下のような働きかけができます。
- パートナーのボディメンテナンス
- お子さんの運動能力向上
- 親の姿勢改善 など
大切な人へトレーナーとして適切なアドバイスができることは周囲の人も幸せにします。
栄養学も活用できる
トレーナーの指導範囲はエクササイズのやり方だけではありません。
営業指導もその1つ。
特に、権威性のある資格の勉強を通して学べる知識は一生使えます。
資格については、後述します。
女性パーソナルトレーナーとしてのニーズを高める方法
需要が高まる女性パーソナルトレーナー。
さらに貴重な人材となり、選ばれるためにできることを解説します。
SNSでも発信する
自身のトレーニング動画やトレーナーの勉強の様子をSNSで発信しましょう。
トレーナーを目指し始めたその日から発信活動することをおすすめします。
中長期的にフォロワーが増えれば、その人たちがクライアントになる可能性があります。
直接的にフォロワーさんがクライアントにならなかったとしても問題ありません。
支持されている女性トレーナーであることがわかれば、ブランディングができます。
ヨガやピラティスその他知識をつける
トレーナーというと、どうしても「ボディメイクのための筋トレの指導をする人」というイメージがつきまといます。
しかし、何かしらの専門的な知識を持っていると、より選ばれやすくなります。
- ヨガやピラティス
- ニュートリション(栄養学)
- 高齢者の姿勢改善
- キッズ向け運動指導
- その他部位別ボディメイク(美尻・美脚など)
こうした専門性は現場でも学べますが、資格などで体系的に学ぶ人も多いです。
「女性トレーナーとして、どのような専門性を持ちたいのか」も考えてみてください。
資格取得
女性トレーナーとしてのニーズを高める方法でもっとも効果的な手段の1つが、資格の取得です。
資格なら何でもよいわけではありません。
以下のように認定団体に歴史があり、知名度や権威性のあるものを選びましょう。
一目おかれ、優遇されるのはもちろん、よりトレーナーとして自信が持てます。
おすすめの資格は以下の通り。
とくにおすすめなのは、国際的にも歴史のあるNSCAとNESTAです。
おすすめ資格 おすすめな人 1 NSCA-CPT 未経験の人 2 NESTA-PFT 初心者やビジネススキル、
専門性まで身につけたい人3 JATI 国内での活動に比重を置き、
レベルアップしたい人
まとめ:女性パーソナルトレーナーの需要は高く、さらに高めることができる
女性トレーナーの需要が高まっている背景や、ニーズをさらに高める方法を解説してきました。
とくに、女性だからこそ以下は有効です。
- SNS発信
- ヨガなどの専門知識の獲得
- 資格の取得
また、パーソナルトレーナーのスキルや知識は一生モノ。
後悔しないためにもチャレンジしてみることをおすすめします。
【次によく読まれている記事】おすすめのパーソナルトレーナー養成スクール
コメント