- パーソナルトレーナーは資格不要って聞いたけど…
- 本当に無資格でも大丈夫?
- 資格を取らない場合デメリットはないの?
本記事では、「無資格でも活躍できる人の特徴」からパーソナルトレーナーの資格をとるべき人の条件までまとめて解説します。
この記事を読めば、あなたにとってトレーナーの資格が不要かどうかがわかるので、トレーナーとして活躍するための方向性を決めることができます。
【結論】資格が無くてもパーソナルトレーナーとして活動は可能
【資格取得を検討している人によく読まれている記事】2か月で資格取得が可能なオンライン個別授業型のトレーナー育成スクールレビュー
パーソナルトレーナーとして働くのに資格は必要ありません
結論から言うと、パーソナルトレーナーとして活動するのに資格は不要です。
無資格で働いているトレーナーをたくさん知っています。
肌感ですが、80%以上が資格を保有していないです。
パーソナルトレーナーの資格は民間資格
資格は、大きく分けて3つあります。
- 国家資格
- 公的資格
- 民間資格
このうち、パーソナルトレーナーの資格は民間資格です。
国家資格 | 公的資格 | 民間資格 | |
認定元 | 国 | 公益法人 | 民間団体(企業) |
代表的な資格例 |
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|
パーソナルトレーナーとして働くために持っておくべき必須の資格はありません。
トレーナーの資格があるからといって稼げるわけではない
パーソナルトレーナーの資格を持っているからといって稼げるわけではありません。
無資格でも、トレーナーとして優秀とみられるケースも多いです。
例えば、次のような場合です。
- コミュニケーション能力が極めて高い
- WEBマーケティングの知識があり集客ができる
- 潜在ニーズを汲み取った提案ができる

稼いでいるトレーナーは、
これらのスキルを持って
いる人がほとんどです
パーソナルトレーナーの資格を取るにはお金も時間もかかる
パーソナルトレーナーの資格を取るにはお金も時間もかかります。
著者が保有しているNSCAの受験費用は5万円弱。
もし、一発合格できないと、2回目も同じ受験費用がかかるためその金額は10万円ほど。
また、出題範囲が広く十分な勉強が必要なため、資格取得までの時間もかかります。
「ではパーソナルトレーナーの認定資格を取ることは全く意味がないのか」「無資格で不都合はないのか」というと、決してそんなことはありません。
無資格のパーソナルトレーナーのデメリット
パーソナルトレーナーに資格は不要です。
極端な言い方をすれば、誰でも名乗りさえすれば、この瞬間からトレーナーです。
とはいえ、近年のフィットネスブームによって状況はかなり変わってきています。
一言で言ってしまうと、有資格者と比べられた場合に不利になる可能性があります。
- 就職に不利
- 発信時にポジションを取りづらい
- 情報を自分で取る必要がある
無資格だと就職に不利
有資格者に比べると、就職に不利になります。
ここで言う就職の定期は、以下の形態を含みます。
- (契約)社員
- 業務委託
- アルバイト
知名度が上がってきたこともあり、パーソナルトレーナーは人気の職種。
就職や転職を希望する人が増えるにつれて、採用条件は年々厳しくなっています。
結果、「資格保有」を応募条件としているジムや企業も増加傾向にあります。
人気の職場ほどこの傾向は強いです。
発信時にポジションを取りづらい
SNSなどでの発信時にポジションを取りづらくなることもあります。
同じパーソナルトレーナーでも有資格者が発信している情報と無資格の情報では、受け取り側の印象が変わります。
受け取り側の目も肥えてきているので、「少しだけ筋トレに詳しい人」が発信している情報のように見られるケースもあります。

トレーナーの資格が無くても、
あなたに何かしらの専門性など
があれば問題ありません
情報を自分で取る必要がある
パーソナルトレーナーの資格を持っていないことによる情報格差もあります。
資格の認定団体がトレーナーの資格保有者に対してフィットネス関連の最新情報などを提供していることがあるためです。

無資格の場合、自分で積極的に
情報を集めたり、意識的に勉強の
時間を確保する必要があります
有資格者に提供される情報媒体
有資格者の場合は、以下のような媒体でエビデンスありの最新情報を得ることができます。
- WEBページ
- 機関誌
- 限定セミナー
このようにパーソナルトレーナーの資格を持っているからこそ得られる情報も多いです。
上記のように資格がないことのデメリットが知らず知らずのうちに発生するようになっています。
逆に、これらを裏返せば、そのまま「パーソナルトレーナーの資格をとるメリット」になります。
次章で解説します。
パーソナルトレーナーの資格を取るメリット
パーソナルトレーナーの資格を取るメリットは以下の通り。
- 就職や転職活動で有利になる
- 発信時に差別化できる
- 資格認定団体から有益情報を得られる
就職や転職活動で有利になる
前述の通り、トレーナーの資格を持っていると就職時に優遇されます。
「パーソナルトレーナーの資格の保有」が応募条件になっているジムも増えています。
また、入社後も他のトレーナーから一目置かれる存在になれます。
発信時に差別化できる
パーソナルトレーナー(の資格)という肩書があることで権威性が身につきます。
フィットネス関連の情報を発信する人は多くいるからこそ、その中で差別化できます。
資格認定団体から有益情報を得られる
認定トレーナーだからこそ得られる有益な情報に触れることができます。
最新の研究結果やより専門性の高い知見やノウハウに触れられるということです。
このようなスキルアップの場は、トレーナーとして活動する上で非常に大切です。
パーソナルトレーナーの資格なしでも活躍できる人の特徴
資格があることで受けられる恩恵は大きい一方で、資格が無くても活躍しているトレーナーもいます。
無資格でも引く手あまたのトレーナーには以下のような特徴があります。
- 既に大きな実績がある
- 専門性がある
- 発信力がある
既に大きな実績がある
実績があり、それを全面に押し出せば、あまり資格の有無は関係ありません。
実績とは例えば以下のようなものです。
- フィットネス系の大会での入賞
- プロ選手や団体のトレーナー経験
- 有名ジムで予約困難な人気トレーナーになっている
とはいえ、こうした実績のある方には資格を持っている人や活躍後に資格取得する人も多いです。
専門性がある
何らかの分野に対して専門性があることは、「パーソナルトレーナー(の資格)」という広いくくりがあるよりも有利に働くことが多いです。
- 栄養学
- 機能改善
- ジュニア指導
例えば上記のような分野に優れている人材は、パーソナルトレーナーという資格の有無は関係なしにニーズがあります。
発信力がある
トレーナーに限りませんが、発信力があることはそれだけで非常に有利です。
フィットネス系インフルエンサーと呼ばれる人たちの中には資格がない人もたくさんいます。
しかし、彼らの発信は、多くの人に届いています。
発信力があるだけで「その人にパーソナルトレーニングを依頼したい」と思う人は多いです。
これらの特徴に当てはまれば、無資格でもトレーナーとして十分に活躍できます。
パーソナルトレーナーの資格をとるべき人
一方で、以下に当てはまる場合は資格を取ることを強くおすすめします。
- トレーナー未経験・初心者の人
- 偏りのない体系的な知識を学びたい人
- よりトレーナーとしての信頼度を高めたい人
トレーナー未経験・初心者の人
偏りのない体系的な知識を学びたい人
よりトレーナーとしての信頼度を高めたい人
実際、資格を取ってから、市場でも評価され、自分にも自身が付いて、活躍し始めるトレーナーさんを男女問わずたくさん知っています。
資格で得られるものは、肩書だけではありません。
体系的な知識や自信、そしてそこから生まれるクライアントにとっての安心感などです。
まとめ:パーソナルトレーナーに資格は不要だがあなたにとっては必要かもしれない
ここまで解説してきた通り、パーソナルトレーナーに資格はいりません。
無資格でもトレーナーとして活動できます。
しかし、あなたにとって資格は必要かもしれません。
なぜなら、資格を持っていないことで発生するデメリットやメリットがあるからです。
デメリット | メリット |
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【資格取得を検討している人によく読まれている記事】2か月で資格取得が可能なオンライン個別授業型のトレーナー育成スクールレビュー
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