NASMとはどんな資格?CES/PES/CPTなどを種類別に解説

記事内に広告が含まれています。

NASMとはどんな資格?CES/PES/CPTなどを種類別に解説

/\
  • 「NASMってどんな資格?」
  • 「NASMには種類があるって聞いたけど……」
  • 「NASMの難易度は?」

NASMは、リハビリテーションから運動パフォーマンスの向上まで幅広い知識の普及を目指す組織です。

もし、あなたがトレーナーとしてのキャリアアップを考えているのならば、その存在を知っておいて損はありません。

本記事では、NASM資格の概要はもちろん、取得方法や難易度についてもお伝えします。

  • トレーナーの資格情報に精通
  • 公式サイトから情報を引用

この記事を読めば、NASMがどんな資格なのかはもちろん、その種類や資格の難易度、取得方法がわかり、あなたにとって必要な資格なのか判断することができます。

【結論】

  • NASMよりも先にNSCAやNESTAの取得がおすすめ
  • 取得を目指す場合はベースとなるNASM-CPTを取得すべき
  • CPT取得後、キャリアに合わせて他の種類を取得することを推奨

【よく読まれている記事】おすすめのパーソナルトレーナー養成スクール

 

NASMとは

NASMは、アリゾナに拠点を置くパーソナルトレーナーの教育団体です。

正式名称は、「National Academy of Sports Medicine(全米スポーツ医学アカデミー)」。

名称 NASM (全米スポーツ医学アカデミー)
設立者 ロバートM.ゴールドマン
設立 1987年
拠点 アリゾナ
公式サイト https://trainer.j-wi.co.jp/
国内運営団体 株式会社JAPAN WELLNESS INNOVATION  NASM事業部
国内拠点 〒252-0303
神奈川県相模原市南区相模大野3-15-17-5F

 

NASMの特徴

 

NASMの最大の特徴は、独自のトレーニングシステム「OPTモデル(Optimum Performance Training)」を掲げていること。

このシステムは、マイク・クラーク博士によって開発されました。

「OPTモデル」は、以下3段階で構成されており、それぞれの段階に適したトレーニングを提供します。

  1. 安定性(STABILIZATION)
  2. 筋力(STRENGTH)
  3. パワー(POWER)

これによって、クライアントの年齢や運動能力などに左右されず、安全に目標を達成できます。

実際、数十年以上にわたって、世界中のアスリートに利用されているシステムです。

 

NASMの資格の種類を解説

もう1つ注目すべきは、NASMが発行する資格の種類。

それぞれ以下の特徴があります。

NASMの資格の種類 説明 受験資格
NASM-CPT NASMのベースとなる資格
  • 心肺蘇生法のライセンス取得者
  • 高校卒業以上
  • 18歳以上
NASM-CES 機能改善や怪我のリスクコントロールに重点を置いた資格 誰でも受験可能
※以下のいずれかの保有を推奨

  • NASM-CPT
  • 4年生大学学位
  • NESTA、NSCAなど
NASM-PES パフォーマンスを向上させることをメインとした資格 以下のいずれかに該当すること

  1. 4年制大学、または日本のスポーツトレーナー系・医療系専門学校の既卒者。およびその卒業見込み者
  2. 米NCCA、NBFE、DETCの認定団体(NSCA、ACS、NESTA、ACSM、AFAAなど)の資格をお持ちの方
NASM-GPTS 少人数制のスモールグループトレーニングに必要なスキルを証明する資格 誰でも受験可能
※NASM-CPTの保有を推奨
NASM-GFS ゴルフに特化した資格 誰でも受験可能
※NASM-CPTの保有を推奨

各資格の種類について、順番に解説します。

NASM-CPT

NASM-CPTは、NASMの発行する資格の中で基礎となる資格です。

このため、まずはCPTを取得。

その後、スキルアップのためにそれ以外のNASM関連資格を取る人が多いです。

ベースとなる資格のため、パーソナルトレーナーとして必要な以下の知識を幅広く学べます。

  • NASMの考え方
  • トレーナーとしての基礎知識
  • OPTモデル(前述)

 

NASM-CES

NASM-CESは、身体の機能改善や怪我の予防のためのエクササイズを学べます。

CESは、「コレクティブ・エクササイズ・スペシャリスト」を意味します。

クライアントの身体のどの部分に不具合があるのかを特定し、改善までを請け負うスキルが身に付きます。

コレクティブ・エクササイズと呼ばれるこの手法は、クライアントのトレーニング中や日常生活の運動の質の向上に役立ちます。

CESで学べる機能改善は、以下のステップで行われます。

  1. 評価
  2. 抑制テクニック:セルフ筋膜リリース
  3. 伸長テクニック:静的ストレッチ、神経筋ストレッチ
  4. 活性テクニック:筋力強化
  5. 統合テクニック:統合動的動作

一定以上の知識、レベルの人に適した資格です。

 

NASM-PES

NASM-PESは、主にクライアントのパフォーマンスを向上させることを主眼に置いた資格です。

PESは、「パフォーマンス・エンハンスメント・スペシャリゼーション」を意味します。

このため、プロアスリートのパフォーマンスレベルを上げたり、腰痛・肩こりでで悩んでいる一般人の問題解決を手伝える知識と技術が身に付きます。

スポールにおけるパフォーマンスアップや怪我予防を主軸に活動したいトレーナーにおすすめです。

取得は、「NASM-PES Online資格取得コース」をご覧ください。

 

NASM-GPTS

NASM-GPTSは、パーソナルトレーニングはもちろん、グループトレーニングについても学ぶことができます。

グループレッスンにおけるコミュニケーションスキルやコーチングスキルを身に着けたい人におすすめです。

 

NASM-GFS

NASM-GFSは、ゴルフに特化した資格です。

具体的には、以下について学ぶことができます。

  • ゴルフ特有の評価
  • ゴルフのためのプログラムデザイン
  • ゴルフのためのトレーニング方法

子どもから大人まで競技者が多いゴルフに携わるトレーナーとして活躍したい人におすすめです。

 

NASMの難易度:合格率は非公表

NASMの各資格試験の合格率は非公表です。

100問中70問以上の正解で合格となりますが、パーソナルトレーナー関連の資格の中では難易度は易しめだと言われています。

以下のように勉強や受験がしやすいことが理由です。

  • オンライン講座で繰り返し学習できる
  • 復習しやすいカリキュラム(小テストなど)
  • 再受験可能

なお、試験結果は終了後にすぐに確認できます。

NASMの過去問情報は少ない

NSCAやNESTAと比較して、NASMの過去問情報は少ないです。

世界的には知られているものの、国内での知名度や教育機関での扱いが少ないことが理由です。

とはいけ、過去問については下記のような傾向があることがわかっています。

  • 動画問題や画像問題は出ない(またはごくわずか)
  • 計算問題も出ない(またはごくわずか)
  • 教科書内の数字(割合や金額)は出やすい

大切なことは、テキスト内容を理解し、演習問題をわかるまで解くことです。

NASMの合格点

すべて70%以上の正解で合格となります。

合格点 問題形式 試験時間 出題範囲
NASM-CPT 70点/100点 4択形式
(100問)
120分 NASM-CPTテキスト「パーソナルフィットネストレーニング」より
NASM-CES 70点/100点 90分 NASM-CESテキスト「コレクティブ・エクササイズ・トレーニング」より
NASM-PES 70点/100点 公式テキスト16章より
NASM-GPTS 70点/100点 公式テキスト6章より
NASM-GFS 35点/50点 4択形式
(50問)
NASM-GFSテキスト「ゴルフ・フィットネス・スペシャリスト コースマニュアル」より

なお、4択の選択問題ということからも、そこまで難易度の高い資格ではないことがわかると思います。

不合格の場合

不合格の場合でも、講座の受講開始から1年以内であれば、3回まで試験にチャンレンジすることができます。

1回あたり、再受験料として5,500円がかかります。

万が一不合格でもテストでできなかった部分を重点的に復習すれば、高い確率で取得できる資格です。

 

NASMの受験料:資格の種類別

NASMの受験料は、資格の種類によって異なります。

NASMの資格の種類 受講料(試験料込み) NASM会員の場合
NASM-CPT 41,800円 (税込) 37,620円(税込)
NASM-CES 41,800円 (税込) 37,620円(税込)
NASM-PES 132,000円(税込) 92,400円(税込)
※学生割引の料金
NASM-GPTS 41,800円 (税込) 37,620円(税込)
NASM-GFS 22,000円(税込) 19,800円(税込)

 

受験料が割安になるNASM会員とは

NASM会員になることで、以下の特典を受けることができます。

年会費は11,000円(税込)です。

  1. 損害賠償責任保険の付帯
  2. 各NASMセルフスタディ10%割引
  3. 各NASM ワークショップ10%割引
  4. 情報誌 World Fitness年4回データ配信
  5. 資格取得者限定 名刺制作(有料)
  6. 会員限定提携割引
  7. セルフケアマシン「JAWKU(ジャウク)」購入割引
  8. 全218種類のエクササイズライブラリー(動画)配信

前述のNASMの受験料の割引(10%オフ)は、特典2に該当します。

年会費が11,000円(税込)かかりますが、情報誌やエクササイズ動画などはとても勉強になります。

このため、資格取得を目指す段階で会員になるのがおすすめです。

各特典の詳細は、「NASM会員の内容」をご覧ください。

 

NASMの資格取得方法

NASMの資格取得方法は大きくわけて2つあります。

  1. NASM公式オンライン講座の受講
  2. NASMに対応した教育機関の利用

 

NASM公式オンライン講座の受講

1つ目は、公式のオンラインコースで勉強する方法です。

勉強開始から資格取得までの流れは以下のとおり。

最初にとるべきNASM-CPTの受験までの流れの詳細は、「CPTセルフステディの詳細」をご覧ください。

NASMに対応した教育機関の利用

2つ目の方法は、NASMに対応した教育機関に通うことです。

自己1人での学習に不安がある人やまったくの未経験の人におすすめの方法です。

NASMを扱っているスクールについては、「おすすめのパーソナルトレーナー養成スクール」をご覧ください。

なお、NASMよりもNSCAやNESTAなどの方が人気のため、対応しているスクールは少ないのが現状です。

 

NASMについてのよくある質問

NASMについてよく頂く質問をまとめました。

NASMとNSCAどっちを取るべき?

著者はNSCAを推奨します。

理由は以下の通り。

  • NASMよりも歴史がある
    (NASM:1987年設立、NSCA:1978年設立)
  • NASM-CESやPESの取得にはNSCAの保有が推奨されている
  • NASMよりもより知名度が高い

実際、自身も最初に取得したのはNSCAです。

NESTAの保有も優遇されているので、まずはNESTAでもよいと思います。

 

補足ですが、トレーナー関連の資格は国内外合わせて20以上あります。

その中でも最初に取る資格としておすすめなのは、次の3種類。

おすすめの資格は以下の3種類。

とくにおすすめなのは、国際的にも歴史のあるNSCAとNESTAです。

おすすめ資格 おすすめな人
1 NSCA-CPT 未経験の人
2 NESTA-PFT 初心者やビジネススキル、
専門性まで身につけたい人
3 JATI 国内での活動に比重を置き、
レベルアップしたい人

もし、さらに3つの中からどの資格を取るか迷った場合は、NSCA-CPTがおすすめです。

パーソナルトレーナーの資格一覧<おすすめは3種類>

「まだ資格を持っていない」「トレーナー未経験」ということであれば、まずはNSCA(またはNESTA)を目指すことを推奨しています。

 

まとめ:NASMは有識者や既に他の資格を持っている人おすすめ

NASMの資格の特徴やその種類、合格率や取得方法について解説してきました。

すでにあなたがフィットネス関連業務の有識者、あるいは他の資格を保有しているのであればNASMはおすすめできます。

さらなるスキルアップや専門性の獲得につながるためです。

 

しかし、そうでないのであれば、先にNSCAやNESTAを取得するのがよいです。

それらの保有がNASMの資格でも推奨されているため、より効果的です。

各資格の比較は、「パーソナルトレーナーの資格一覧<おすすめは3種類>」をご覧ください。

どうしても決められない場合は、NSCAやNESTA、NASMを扱っているスクールの無料カウンセリングで相談すると解決します。

 

【よく読まれている記事】おすすめのパーソナルトレーナー養成スクール

 

コメント