- NSCA-CPTを勉強するために揃えておくべき教材が知りたい!
- テキストや問題集を購入するときの注意点は?
NSCA-CPTの勉強のための教材を揃えるときに買い方や選ぶべきポイントを知らないために、学習効果が低かったり、情報の質が悪かったりするものを選んでしまう人は多いです。
本記事では、NSCA-CPTを勉強するためのおすすめ教材から注意点までまとめて解説。
この記事を読めば、正しい知識にアクセスすることができます。
【結論】
- 公式テキストと過去問は必須
- 過去問は内容、質、信頼性に注意
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NSCA-CPTのおすすめ教材・問題集まとめ
NSCA-CPTを勉強するうえで必要なおすすめ教材と問題集をまとめました。
公式テキスト:NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識
まずは、公式テキストである『NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識』です。
現状は第2版ですので、必ず最新版を入手するようにしましょう。
一般価格 | 13,200円 |
会員価格 | 11,880円 |
発送手数料 | 880円 |
※価格は税込みです。
NSCA-CPT受験用問題集セット
続いては、公式の問題集セットです。
一般価格 | 11,000円 |
会員価格 | 9,900円 |
発送手数料 | 880円 |
※価格は税込みです。
ただ、こちらは後述する過去問で代用できるので、余裕があればで構いません。
実際、著者もNSCAの勉強にあたり、『NSCA-CPT受験用問題集セット』は使いませんでした。
プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典
教科書と合わせて使いたいのが『プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典』です。
価格(税込) | 1,650円 |
出版社 | ナツメ社 |
著者 | 荒川 裕志 |
立体的なフルカラーの図解で手にとるように筋肉の形状や役割などがわかります。
NSCA会員サイトの映像・動画
NSCA-CPTの試験では、映像・動画問題も出題されます。
これらの対策となるのが、NSCAの会員サイトに掲載されている映像・動画の確認です。
合わせて、公式テキストに掲載されている各エクササイズの写真もチェックすると試験対策としてはバッチリです。
ジャーナル
優先度は低いですが、ジャーナルの内容も出題されることがあります。
NSCA-CPTの試験対策に過去問が必要な理由
NSCA-CPTの試験対策には過去問、あるいはそれに準ずる類似問題の入手・対策が最も効果的です。
理由は以下の通り。
NSCA-CPTの本番試験と同じ形式
NSCA-CPTの試験は、問題数が多いと同時に採点対象外となる問題が含まれるなど独特な出題形式です。
出題範囲はとても広く、問題数も155問と多いです。
3時間で155問の回答を終えないといけないため、1問あたり、1分16秒で回答する必要があります。
出題範囲 問題数 配分(%) クライアントに対する面談と評価 32 25% プログラムプランニング 45 31% エクササイズテクニック 43 31% 安全性、緊急時の手順、法的諸問題 20 13% ノンスコアード問題 15 -(採点対象外) 合計 155 100% 学習のポイントを絞って試験の対策をしないと、あっという間に時間が無くなってしまいます
また、「プログラムプランニング」「エクササイズテクニック」に比重が置かれるなど試験の傾向も明確です。
このため、本番と同内容、同形式の過去問を事前に解くことが、試験対策に直結します。
受験用問題集が試験対策に直結しない
以下公式の見解の通り、受験用問題集は必ずしも試験対策に直結しない点も厄介です。
※受験用問題集セットの問題が認定試験で出題されるわけではありません。
たしかに公式が出している問題集ですので、教科書の内容を広く習得しているかのチェックはできます。
しかし、試験対策に直結するのは過去問です。
前述の通り、NSCAの試験の出題傾向に偏りがあります。
受験用問題集セットで網羅的に問題を解く必要はありません。
NSCAの公式テキスト章末の問題は過去問ではない
公式テキスト「NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識」だけで勉強しようとする人がいますが、おすすめしません。
※NSCA資格認定試験の出題範囲は概ねエッセンシャル(「NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識」)の内容でカバーされていますが、試験問題は随時見直しが行われており、最新のS&Cに関する知見を含む内容も出題されるため、必ずしもすべての試験問題がエッセンシャルの内容から出題されるわけではありません。
NSCA資格認定試験 学習方法
公式テキストの各章の最後には問題が添付されています。
しかし、これらの問題を解いても試験対策にはなりません。
- 実際の出題形式と異なる
- 問題量が圧倒的に少ない
上記の理由から章末の問題よりも過去問を優先的に解くことを強くおすすめします。
NSCA-CPTの過去問の選び方
ベストは、直近の試験を受けた人から過去問情報を教えてもらうことです。
ただ、現実問題それは難しいと思います。
それ以外の方法で過去問や模擬問題を入手する方法は以下の通り。
費用 | 信頼性 | |
メルカリでの購入 | 中 | △ |
ネットの情報 | 低 | △ |
専門学校の情報 | 高 | ◎ |
メリカリでの購入
メルカリなどのフリマサイトやアプリで過去問の購入が可能です。
ただし、フリマということもあり、注意すべき点も存在ます。
後述します。
ネットの情報
ネットでも一部の過去問情報が公開されています。
以下のように無料で調べられる分、信頼性は劣ります。
- 監修者が不明
- 本当に試験対策となる内容なのか不明
- 問題情報が古い など
専門学校の情報
最も信頼性が高く、試験対策に効果的なのは、NSCAの資格取得を支援する専門学校で提供している試験対策問題です。
確実に合格したい人はトレーナーアカデミーへの入会も検討してみてください。
おすすめは、「80%が未経験、最短2ヶ月で資格が取れるASPトレーナースクール」をご覧ください。
テキストや過去問を購入する際の注意点
テキストや過去問を購入する際の注意点を解説します。
これらを知らないばかりに、有効な試験対策ができないばかりか、思わぬトラブルに巻き込まれるケースもあります。
教科書は中古ではなく最新版を公式サイトで購入するのがおすすめ
NSCA-CPTの公式テキストである『NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識』は新品を公式サイトから購入するのがおすすめです。
中古やフリマでの購入の場合、以下のようなケースがあります。
- (最新版という表記なのに)最新版の教科書ではない
- 大事なページが破れている
- 書き込みばかりで勉強に集中できない
中には使い物にならず、書い直したため、結果的に「新品で買うよりも高くなった」という人もいます。
教科書に限りませんが、資格を取るためのお金は自身の将来のための先行投資だと考えるべきです。
メルカリなどのフリマサイトでの教材に注意
メルカリなどで試験対策問題や過去問を販売している人もいます。
もちろん中には信頼に足るものもあります。
一方で、質が低かったり、内容の真偽が定かでないものも出回っているのも事実。
十分に注意しましょう。
まとめ:
公式テキストや過去問などNSCA-CPTを勉強するためのおすすめ教材から注意点までを解説してきました。
まとめると、以下の通り公式テキストと過去問は必須です。
教材 | 必要度 |
NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識 | ◎ |
過去問(又は信頼性の高い試験対策問題) | ◎ |
NSCA会員サイトの映像・動画 | ○ |
プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典 | ○ |
NSCA-CPT受験用問題集セット | △ |
ジャーナル | △ |
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