画像引用元)Amazon「ブチ抜く力 」
今回は、ネットビジネス界に参入後、わずか半年で7億円稼ぎ、現在は投資家としても活動されている与沢翼さんのダイエット方法に焦点を当てます

2か月で22㎏の減量に成功された方法を考察します
文字通り、秒速で痩せられてます
【与沢翼さんのダイエット成功要因】
①圧倒的なモチベーション<内発的動機>
②毎日の記録<セルフモニタリング>
③食事と運動双方向からのアプローチ
与沢翼のダイエット方法:圧倒的なモチベーション
与沢翼さん(身長167㎝)は、65日間(2018年6月~同年8月)で以下の減量を達成しています。
体重91.2㎏ / 体脂肪率33.2% → 体重69.7㎏ / 体脂肪率24%
2か月ほどで、22㎏減量、10%近く体脂肪も落としています。
しかし、
そんな与沢翼さんもこの22㎏の減量に成功するまで100回以上ダイエットに取り組まれたそう
その中には高額なサプリメント摂取、ライ〇ップなんかも含まれており、合計金額は数百万円レベルとのこと
ではなぜ今回はダイエットに成功できたのでしょうか?
きっかけは、ご家族のために加入を希望した生命保険会社から肥満を理由に加入を断られたり、
掛け金に対するリターンの倍率が劣ってしまう恐れがあったこと
自身の肥満という事実が、ご家族のための資産形成に悪影響を及ぼしてしまう
このことが強烈なモチベーションになったのです
この動機が、ダイエットの成功要因の一つ目です
与沢翼さんのこのモチベーションは、自己決定理論でいうところの『内発的動機』にあたります
『内発的動機』とは、本人の心の底からの意欲、目的を原動力としたモチベーションのこと
一方、
「他人から褒められたい」、「他人から悪く言われたくない」等の外的な要因が理由となる『外発的動機』も存在します
『内発的動機』の方が長続きしやすいと言われており、ダイエットなど継続を必要とする取り組みには必要不可欠な要素なのです
さらに、『内発的動機』は、外的な報酬によって低下することがあります
しかし、与沢翼さんの場合、この”外的報酬”を見事に切り捨てています
与沢翼さんは、「一度例外を作ると、そこから全てが崩れていく可能性がある」と感じたため(外的報酬”)となるチートデイを採用しなかったそうです
チートデイの不採用が減量の効率を下げた可能性もあります
しかし、ご本人の高いモチベーションの維持という観点では外的報酬を入れないアプローチは成功だと思います
22㎏の減量に成功したという事実があれば十分ではないでしょうか。
与沢翼のダイエット方法:毎日の記録
与沢翼さんは、ダイエットに取り組まれている間、毎日ご自身の体重や体脂肪率を動画で記録し、SNSに公開されていました
1日ごとにご自身の活動を振り返り、改善点などを分析していたのです
この取り組みに対しては下記のような意見も
ダイエットには浮き沈みがつきものだから、2か月後の結果で判断すれば良いじゃないですか
1日の体重は体内の水分量でも変わるから、あまり気にしても仕方がないのでは?そんなのを気にするなんて、ダイエットの素人ですね
色んな意見があって然るべきだとは思います
ただ、ダイエット中に体重の変化や食べたものを毎日記録(セルフモニタリング)することには大賛成です
セルフモニタリングによって、ダイエットに有効な行動を取るための判断材料が集まります
また、自身の変化が視覚化されるためモチベーションの高い状態を保つことにも役立ちます
実際、140人を対象にしたVermont大学の研究でも毎日の体重と食事内容の記録が減量に効果的であることが報告されています
与沢翼のダイエット方法:食事と運動双方向からのアプローチ
ダイエットというと、「食事制限だけ!」という方や「とりあえずYouTubeで参考になる動画見つつ宅トレでもするか」という方が多い印象です
もちろんその一歩は非常に重要です
ただ、運動と食事制限の双方からアプローチした方が効率的であるのは事実です
例えば、肥満のクライアントを指導する際、米国のフィットネスの専門団体(NSCA)は次のようなガイドラインを設けています
【有酸素運動】
頻度:5回以上/週
時間:30分以上/1回
強度:40~75%VO2MAX
【筋トレ】
頻度:2~3回/週
強度と量:10~15repsを最低1setから
種目:コアエクササイズ(多関節種目)中心であること
肥満の方向けのエクササイズについては、強度よりも量を重視しているのがNSCAのガイドライン
これにプラスして肥満の方に推奨されているのがストレッチ
肥満の方は、関節の可動域が脂肪によって狭くなりがちです
ストレッチにより関節可動域へアプローチすることで怪我の防止や筋トレの効果をUPさせることが理由です
書籍やSNSを拝見する限り、与沢翼さんは「鬼動く」という信念の元、筋トレなどを上記のガイドラインにかなり近いボリュームで取り組まれていました
結果として、消費カロリー>摂取カロリーになり、確実にダイエットに成功したのだと思います。
ちなみに…
減量のペース自体は、ガイドラインからはかけ離れています笑
【肥満者向けNSCAの減量時のガイドライン】
・1日あたり500~1,000㎏カロリーを不足させるようにする
・1日の推奨摂取kcal
男性:1,200kcal未満にしないこと
女性:1,000kcal未満にしないこと
・減量目標は、6か月間で体重の10%
上記のガイドラインに当てはめるのと、減量開始時の体重が91.2㎏の与沢翼さんは、半年かけて80㎏ちょっとになれば目標達成です
それを、2か月で22㎏減量されているので、凄まじいスピードです
極端な減量は身体に弊害をもたらす可能性もあります
著者が、ダイエットについてアドバイスするときは、もちろん極端な減量は推奨していません
しかし、「与沢翼さんのように常識や通説を”一点集中”の力で覆される方もいる」というのは非常に大きな気づきでした
まとめると…
【与沢翼さんのダイエット成功要因】
①圧倒的なモチベーション<内発的動機>
②毎日の記録<セルフモニタリング>
③食事と運動双方向からのアプローチ(消費カロリー>摂取カロリー)
ダイエットに取り組むあなたへ
最後に、与沢翼さんの書籍からダイエットに取り組んでいる方、
これから取り組まれる方に伝えたいことを『ブチ抜く力』から引用して終わろうと思います
世の中で通説とされているものには、実はまやかしも多いものです。
だったら自分で試してみる方がいいし、人によってその方法が合う合わないがある。だからこそ、通説に惑わされてはいけないと、とことん思います。
本当にその通りだと思います
例えば、「夜に食べると太る」というのも通説としては有名です
しかし、実際は「夜に食べた方が痩せる」と報告されている研究もあるくらいのものです
「あの人が言っていたから」とか「これが痩せるらしい!」など身の回りの情報を参考にするのはいいと思います
ただ、情報に振り回されたり盲信する必要はないと思います。
不思議な事に、結果を出していない素人、特にツイッターでは匿名アイコンで自分の身元がわからない人ほど、私にいちいち口を出す傾向がありました。
実績を出していない人ほど他人の事情に首を突っ込みたがるし、何事に対しても否定から入るか、上から目線でアドバイスしてくる。
アドバイスすることは悪いことではありません
ただ、やはり上から目線で言われたらいい気持ちはしないし、その人のアドバイスが正しいとは限りません
サンプル数が”1”の個人の体験や経験則がそのままあなたに当てはまる保証はどこにもないのです
ぜひご自身にあった方法を見つけてください
今回ご紹介した内容は、『ブチ抜く力』を参照しています
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もしかしたら、本記事で紹介した内容以外にあなたのためのダイエットのヒントが隠されているかもしれません
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