こんな方向けにトレーナーが失敗しないジムの選び方を解説します
「自分に合ったジムやフィットネスクラブを探したいけど、どういうポイントに気を付ければいいの?」
「入会金や月会費も高いし、ジム選びに失敗したくない!」って方は必見です
本コラムの信頼性
・本コラムの著者(@yu_health_care)は、米国認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)資格保有者のためジムなどのフィットネス関連情報に精通しています
・著者自身、ジムを選ぶ際に実際に気を付けていることをまとめました
ジムに行くのが三日坊主になってしまったり、入会はしているけどなかなか気が進まず筋トレする頻度が少なくなってしまうケースをよく聞きます
これはあなたの継続力がないとか、飽きっぽいとかそういうことではありません
原因はジムの選び方が間違っているから
誰だって自分に合わない環境でトレーニングしていたら長続きするわけがありません
今回は、あなたにとって最適なジムの選び方とそのポイントをパーソナルトレーナー目線で紹介します。
ジムを選ぶとき、恐らくはいくつか候補を挙げ、インターネットで調べたり、チラシやパンフレットを見るかと思います。
もちろんこれらも立派な情報収集なのですが、できれば無料見学させてもらうべきです。
実際にジムまで足を運ばなければ見えてこない生の情報を得ることができるからです。
お子さんの学校選び、あなたの転職先選び、マンション選び…
どれも実際にその場所まで行ってそこで得た情報を元に意志決定をすると思います。
ジム選びも同じ
一生とは言わずとも、かなり長い付き合いにすべき場所
しっかり実店舗まで足を運び、施設の様子を見せてもらいましょう!
その際のポイントは7つ
【ジム選び方のポイント】店舗見学の際のチェックポイント
①実際と同じシチュエーション/タイミングで行くこと
②コンビニが近くにあるところ
③パーソナルトレーニングを受けられる
④マシン・器具の破損/ロッカー・トイレの清潔感確認
⑤スタッフの対応・雰囲気
⑥ダンベルの重量
⑦プロモーションキャンペーンをチェック
【関連記事】<女性向け>のおすすめパーソナルトレーニングジム10選<都内中心>
【ジムの選び方①】実際と同じシチュエーション/タイミングで行くこと
よく仕事が忙しいからといって、休日にジム見学に行く人がいますが、これはやめておいたほうがいいです。
休日のその時間にジムに通う、というのであれば問題はないです
しかし、「仕事後にジムで汗を流そうと思っている!」のであれば、見学も仕事後に行くべきです。
理由は主に2つ
・あなたがトレーニングする時のジムの状況把握の為
・ジムに行くまでのモチベーション/気分を把握する為
あなたがトレーニングする時のジムの状況把握の為
あなたが行こうとしている曜日や時間帯のジムの雰囲気や混雑具合を具体的に把握できるためです。
もし、平日仕事終わりにジムに通おうと思っているのに休日の昼間見学にいって、その時間帯ジムが空いて「トレーニングしやすそうだ!」と思ってもあなたがいくのはあくまで平日の仕事終わりの時間帯
実際に入会して通いだしたら…
「予想以上に混んでいてマシンが順番待ち!」
「フリーウェイトエリアもなかなか空かない」
「スタッフも忙しそうで、不明点も全然聞けない!」
なんてことはザラにあります。
あなたがジムに通おうと思っている曜日・時間帯に見学をして、そのときの実態を把握するようにしましょう。
※特にオフィス街にあるジムは、平日の18時~22時くらいまで非常に混んでいるケースが多いです。
ジムに行くまでのモチベーション/気分を把握する為
これはかなり見逃しがちなポイントですが、仕事終わりの疲れた状態でジムまでの道を歩くのと休日の昼間に同じ道を歩くのではテンションが違います。
普段はそこまで長く感じないジムまでの道のりも仕事後にヘトヘトの状態で仕事用の鞄とシューズ、着替え等のバックを持って歩けば、
「駅から遠いな…」
なんて感情が湧き出てきても不思議ではありません。
こうなると、だんだんジムに通うのが面倒くさくなってきます。
結果、いい身体を手に入れることなく、脱落します
実際、僕は駅から少し離れているジムに通うかどうか迷っていたとき、休日であれば気にならなかった駅からジムまでの道なのに仕事後に同じ道を歩いてみたら、道のりがものすごく長く感じたことがあります
「これは入会しても途中から面倒になって通わなくなる!」と思ってそのジムの入会をやめた経験があります
あなたが通おうと思っている曜日・時間帯にジムの見学をするようにしましょう。
【ジムの選び方②】コンビニが近くにあるところ
コンビニがジムの近くにある、というのは非常に重要なポイントだったりします。
例えば、
・ジム後に疲れて夕飯を作る気力がない…
・筋トレ中の水分補給用ボトルを忘れた…
・筋トレ後なるべくはやくタンパク質や高糖食を摂取したい…
・朝トレ前に目を覚ますため、エナジードリンクを飲みたい…
これぜーんぶコンビニが解決してくれます。
もうひとつ、ジムにももちろん自動販売機やプロテインカウンターはあります。
しかし、大体定価、割高で売られているのでコンビニが近くにあった方が長い目で見てお財布にも優しいことは間違いありません。
ちなみに、僕の通っているジムは、2軒先がコンビニです
かなり重宝しますよ
【ジムの選び方③】パーソナルトレーニングを受けられる
これは初心者さんにとっては保険的な意味合いがあります。
「(ジムに通い始めたはいいけど、)正しく、安全で、効果的な筋トレの仕方がわからない」
「(3か月も通っているのに)身体が変わっていない…筋トレの仕方間違っている1?」
なんて話もよく聞きます。
もちろん、施設にはスタッフさんがいるのでわからないことは都度聞けばよいのです。
しかし、マンツーマンで週1回でも2回でもみっちり1時間程度パーソナルトレーナーの元で筋トレの指導を受けてみると得られる情報量と質は桁違いのものがあると思います。
パーソナルトレ―ニングは別料金であるケースが多いですが、最初の数か月だけお願いして正しく、安全で、効果的なトレーニングの仕方を覚えてしまえば、その後は怪我なく、効率的にトレーニングしていくことができます。
そこで得た知識はその後一生使えます
間違ったフォーム、怪我に繋がる危険なフォームでトレーニングしている人は本当に多いです。
怪我せず理想の身体になるためにパーソナルトレ―ニングメニュー/制度があるジムだと安心です。
【ジムの選び方④】マシン・器具の破損/ロッカー・トイレの清潔感確認
あなたこれから通うジム
綺麗であってほしいですよね
一見外装がオシャレでもよく見るとマシンのシートが破れていたり、破損しているケースもあります。
また、ロッカーや水回りなどはお家同様にニオイ含めてどうしても汚くなりがちな場所
汚い施設は行く気も失せ、気分も落ち込むため施設のメンテナンスや清掃が行き届いているかさりげなくチェックしておくことをオススメします。
他人の汗だらけのマシンを使いまわすなんてことが無いようマシン利用後にマシンのシート等についた汗を拭くタオルがあるジムオススメします。
【ジムの選び方⑤】スタッフの対応・雰囲気
これは言うまでもないですね
「(ジムに入って)受付のスタッフの態度がよくない」
「(トレーニング中)スタッフさんの気が利かない」
どんなに通いやすくて、値段も良心的で、キレイなジムでもスタッフさんの対応・雰囲気ひとつで全て水の泡です。
施設の見学について対応してくれたスタッフさんだけでなく、受付やジムエリアにいるスタッフさんの雰囲気や態度もみておくとよいと思います。
ちなみに僕が通っているジムには一流ホテルのコンシェルジュのリーダーがつとまるんじゃないかってくらい笑顔が素晴らしく、気の利くトレーナーさんがいます笑
朝彼と挨拶するだけで元気になれます。
ジムのスタッフさんはその日のトレーニングのモチベーションを左右すると思います
【ジムの選び方⑥】ダンベルの重量
これは主に男性がチェックすべきポイントかもしれません
そのジムにあるダンベルが何キロまで取り揃えられているかを聞いておきましょう
ダンベルベンチプレスにせよ、ダンベルショルダープレスにせよ、ダンベルサイドレイズにせよ、ダンベルワンハンドロウにせよ…
最初は軽い重量しか扱えないですが、ジムで筋トレを継続していくうちにどんどん重い重量を扱えるようになってきます。
(モチベーションが上がる瞬間ですね)
そうしたとき、例えば30㎏までしかダンベルが無いジムだとそれ以上の筋肥大、筋力の向上は望めません
特に、高齢者をメインターゲットとしているジムではあまり高重量なダンベルを置いていないケースが多いのでご注意ください。
僕の通っているジムにあるダンベルはペアで75㎏まで取り揃えられています。
【ジムの選び方⑦】プロモーションキャンペーンをチェック
ここまで述べてきた①~⑥に比べれば、そこまで重要度は高くないかもしれませんが、どうせジムに入会するなら少しでもお得に入会したいですよね
人の入れ替わりのある春先や、夏前などはジムにとっても集客チャンスの時期
『入会金〇%オフ』や『サプリプレゼント』など積極的にプロモーションキャンペーンを打ち出しています
あなたが入会しようとしているジムのお得なキャンペーン情報も見逃さないようにしましょう
以上、①~⑦の失敗しないジム選びのポイントを踏まえれば、あなたにとって最適なジムは必ず見つかります。
僕も今のジムに決めるまで8店舗ほど見学に行きました。
はやくジムに入会し、筋トレをスタートすることも大切ですが、継続できるジムに入会することはもっと大切だと思います
【失敗しないための7つのジム選び方】
①ジム見学時の曜日・時間帯に注意
②近くにコンビニがあれば大抵の問題は解決
③筋トレ初心者の保険、パーソナルトレーニング
④施設の清潔感チェック
⑤スタッフの雰囲気チェック
⑥ダンベルの重量チェック
⑦キャンペーンチェック
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