- ビットコイン決済ができるジムが増えてきた理由を知りたい!
- ビットコインでの支払いにはどんなメリットがあるの?
- ビットコインと電子マネーの違いがわからない…
ニュースで度々話題になるビットコイン。
懸念なども指摘されるなか、ビットコイン決済ができる店舗は増えてきています。
それは、パーソナルトレーニングジムなどフィットネス業界も例外ではありません。
しかし、ビットコイン決済の意義を理解できていない人は多いです。
本記事では、パーソナルトレーニングジムでビットコイン決済が導入される背景からそのメリットまでまとめて解説します。
記事を読めば、ビットコイン決済に
ついての正しい知識を元に利用するか、
しかないを判断できるようになります
結論:ビットコイン決済をするかは個人の判断だがメリットも大きい
- 1番のデメリットは価格変動リスク
- ビットコインと電子マネーは別物
- 今後もビットコイン決済は増えていく
ビットコイン決済できるパーソナルトレーニングジムが増えている理由
まずは、ビットコイン決済できるパーソナルトレーニングジムが増えている理由を紹介します。
- 先進性のアピール
- 決済手数料が安い
- ビットコインを保有している顧客が増えている
順番に解説に解説します。
先進性のアピール
ビットコイン決済できるジムが増えている理由の1つ目は、先進性のアピールです。
先進性をアピールするジムの増えているなか、ビットコインはまさにその象徴になりえます。
「ビットコインが使える」と聞くだけで、「時代を先取りしている」「対応がはやい」といった印象を受けるのではないでしょうか。
スタイリッシュなホームページや空間デザインなどと同様にビットコイン決済の導入は、ジムのブランディングに繋がります。
決済手数料が安い
2つ目の理由は、決済手数料が安いことです。
一般的にクレジットカードの決済手数料は、3~5%です。
一方、ビットコイン決済であれば、サービスによっても異なりますが1%程度で済みます。
ジムの運営側としても、おすすめしやすい決済形態と言えます。
ビットコインを保有している顧客が増えている
最後の理由は、ビットコインを保有している顧客が増えていることです。
パーソナルトレーニングは1対1というレッスン形式のため、普通のジムよりも所得の高い人が顧客に多いです。
投資などをしている人も多く、その中には暗号資産を投資対象としている人も多いです。
必然的にビットコインを保有している顧客が多いため、他業態と比べて決済手段として使われやすいと言えます。
以上から、利用する人がいるが多いかどうかにかかわらず、ビットコイン決済を導入しているジムはITリテラシーが高く、お客さんの利便性を追求していると言えると思います。
ビットコイン決済のメリット/デメリット
続いてビットコイン決済のデメリットとメリットについて紹介します。
ビットコインで支払うデメリット
まずはデメリットから。
- ビットコイン決済導入のために準備が必要
- 価格変動リスクがある
- 税金計算が面倒
ビットコイン決済導入のために準備が必要
1つ目のデメリットは、お客さんからビットコインで支払いを受けるために準備が必要なことです。
ビットコイン決済をジム側が導入するためには、大きくわけて以下2パターンあります。
- 暗号資産取引所の口座を開設し、その口座に支払ってもらう
- ビットコイン決済が可能な各種決済サービスの利用
1については、「Coincheck」や「bitFlyer」などの暗号資産取引所で新規に口座を作る必要があります。
銀行口座と同じような手順で開設可能ですので、そこまで難易度は高くありません。
2は、業者が提供しているサービスを使う方法です。
「GMOペイメントゲートウェイ」などが有名です。
こちらも問い合わせれば、資料などを送ってもらえます。
ただ、サービス利用料が発生する場合があるので、費用対効果をしっかりと探る必要があります。
価格変動リスクがある
続いてのデメリットは、ビットコインの価格変動リスクです。
暗号資産のビットコインも他の金融商品と同じように需要と供給によって価格が変わります。
実際に、2022年3月までの価格の推移をみてみましょう。
2020円以降は、おおよそ1ビットコインあたり100万円~700万円の間で推移しています。
時期によって、7倍も差があるというのは、儲かる可能性がある反面、損をする可能性もあるということです。
なお、価格変動の要因は以下のようなことが考えられます。
- ビットコインのアップデート
- ビットコイン関連のニュース
- 既存通貨の信頼度の低下
これらは、自分の力が一切およばない範囲なので、コントロールできないリスクと言えます。
とはいえ、ビットコインを法定通貨にする動きや大手企業が購入したりと、その信頼度は高まってきていると言えます。
税金計算が面倒
ビットコインについては、税金計算が面倒くさいという側面もあります。
ビットコイン決済をした場合、「保有していた暗号資産を譲渡した」とみなされ、そこで発生した利益に対して税金がかかります。
例えば、1ビットコインを200万円で購入し、そのうちの0.1ビットコインで50万円の支払いをしたとします。
この場合、30万円(※)に対して税金がかかります。
※50万円 – (200万円 × 0.1ビットコイン) = 30万円
ビットコイン決済を行う場合、上記のように利益が出ていれば課税対象となります。
つまり、確定申告が必要になる場合もあるのです。
また、損失が発生した場合は、その分確実に損することになります。
こうした点を踏まえて利用を検討する必要があります。
ご参考)暗号資産を使用することにより利益が生じた場合の課税関係
ただ、ビットコインを買っただけでは、課税されません。
興味があれば、ご自身の責任において、無理のない範囲で購入、保有するという経験をしてみるのもよいのではないでしょうか。
ビットコインで支払うメリット
一方、ビットコインを支払いに利用することにはメリットもあります。
- スマホさえあれば決済できる
- 手数料がかからない
- 個人間でお金のやりとりが可能
- いつでも決済できる
- 時代を先取りできる
順番にメリットを解説します。
スマホさえあれば決済できる
ビットコイン決済は、財布やクレジットカードを持ち歩く必要がありません。
インターネットに繋がったスマホさえあれば、決済できます。
特に、パーソナルトレーニングは高価格帯のサービスですが、現金を持ち歩く必要なく支払いを終えることができます。
手数料がかからない
前述の通り、ビットコイン決済であれば、手数料がかからない、あるいは極めて小さな手数料で支払いができます。
これは、間に入る運営組織などが存在しないためです。
個人間でお金のやりとりが可能
上記に関連しますが、仲介業者をはさまないため、個人間でお金のやりとりが可能です。
例えば、信頼できるフリーのパーソナルトレーナーなどと契約する際にも便利だと思います。
いつでも決済できる
ビットコインは、いつでも決済可能です。
窓口の営業時間や取引手数料の安い時間帯を気にする必要が無くなります。
時間に縛られることがないため、お金のやりとりの際に発生するストレスを軽減できます。
時代を先取りできる
ビットコインの将来性を断言するこはできません。
ただ、ビットコインをはじめとする暗号資産が多くの国やサービスで利用できるようになっているのは事実です。
ビットコイン決済の体験は、時代を感じたり、先取りすることと同じだと思います。
ビットコインと電子マネーの違い
ここまでビットコインのデメリットやメリットを解説してきました。
もしかしたら、「電子マネーも同じでは?」と思った方もいるかもしれません。
結論、ビットコインなどの暗号資産と電子マネーは別物です。
両者の主な違いは以下の通りです。
運営主体 | 価格変動 | 利用可能な場所 | 導入店舗 | 購入方法 | 個人間送受金 | |
ビットコイン | 無し | 有り | 世界中 | 少ない | 仮想通貨取引所 | できる |
電子マネー | 有り | 無し | 限定的 | 多い | チャージ | できない |
ビットコインと電子マネーの違い
一方で、ビットコインと電子マネーには以下のような共通点もあります。
- スマートフォンさえあれば決済できる
- 利用履歴がデジタル上に記録される
財布が不要になるというメリットは双方にあります。
また、オンライン上に取引履歴が残る点も同様です。
ビットコイン決済ができるパーソナルトレーニングジム
最後に、ビットコイン決済ができるパーソナルトレーニングジムをいくつか紹介します。
もちろんもっと調べれば、これらの店舗以外もあると思いますし、今後ますます増えていくと思います。
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