「今日がジムデビュー!」
「ガタイのいい人たちばっかりでちょっと緊張するけどおれもいい身体になるぜ!」
そんなあなたに向けて「はやく言ってよ~」とならないように初日にジムに行く前に知っておいてほしいことを5つ紹介します。
それは…
①バーベルやベンチが服に触れる種目を多く行う日は白いTシャツは避ける
②爪は短く手入れする
③トレーニング記録用のノート / アプリの準備
④お目当ての種目ができなかった場合の代替種目を考えておく
⑤ジムにいるトレーナーさんとは仲良くする
以上、5つです。
順番に解説します。
①バーベルやベンチが服に触れる種目を多く行う日は白いTシャツは避ける
理由は、Tシャツが汗や錆び、オイルで汚れるからです。
ご存知の通り、ジムにあるマシンやバー、ダンベルは不特定多数の人が利用します。
しかも身体を動かしているので汗をかいた状態で
もちろん各マシンに備え付けてある汗拭き用のミニタオルで使用後のシートの汗や汚れをふき取ってくれればよいのです
しかし、タオルが備え付けられていないジムもありますし、備え付けられていても、汗を拭かない人もいます。
汗ならまだいいんですよ
パワーラック(デッドリフトやスクワットを行うラック)にあるバーベルは手入れされていないと錆びが付いているケースがあります
バックスクワットをやろうと錆びのついたバーベル担いだら背中に錆びの赤茶の汚れがつく場合もあります。
また、オイルで手入れされているマシンもあり、運悪くオイルが付着することもあります。
さらに、ジムではBCAAなどを飲みながらトレーニングしている人もいますが、特に海外メーカーのものは着色料が入っており、赤や青、緑といったカラフルな液体となります。
で、時々ドリンクをシートなどにこぼしたまま拭かない人がいるんですね
はい、もうおわかりかと思いますが、白いTシャツが着色料で染まる危険性もあります。
洗濯で落ちればいいですし、「気にしすぎ」という声も聞こえてきそうです
が、せっかく頑張ってトレーニングして着替えのときに白いシャツにわけのわからない汚れついてたらテンション下がりません?笑
僕は、胸トレの日と脚トレの日はなるべく白いシャツは避けています。
ベンチプレスはシートに触れますし、レッグプレスはシート、スクワットはバーに触れるので
背中トレの日は、ラットプルダウンやローイング系となり、そこまでシート等に触れる種目がないので白いシャツをきてます
「せっかくのお気に入り白シャツは長くキレイに使いたい!」って方は是非参考にしてください
②爪は短く手入れする
理由は、指先に思わぬ怪我を負う可能性を高めるからです
ジムでトレーニングしていて、あまり意識することはないかもしれませんが、通常の生活と比べて、予想以上に手を使っています。
トレーニングしているんだから、当たり前と言えば当たり前なんですが…
・グリップを握る
・バーを掴む
・ダンベルを持つ
このときに爪が長いと、本当に思わぬタイミングで怪我をします。
例えば、20㎏くらいのダンベルをダンベルラックに戻すとき指を挟んでいる人を見かけますが、爪が長ければそれだけ挟んでしまうリスクを高めます。
また、ジムによっては所狭しとマシンやプレートが置いてある店舗もありますが、不注意でマシン出っ張りやプレートの溝に爪を引っかけることもあります。
トレーニング後半で疲れて、集中力が無くなってきていたらなおさら不注意によるそうしたリスクは高くなると思います
定期的にトレーニングできるように怪我のリスクは可能な限り排除すべきでしょう
筋トレ好きにとって手って重要ですよ
怪我してダンベル握れなくなって初めて手と指のありがたみに気付いてももう遅いです
ジムに行く前日のお風呂の後とか爪が柔らかくなっている状態のときにしっかりケアしておきましょ
もしこれを機に爪切りを買うならこの匠の技高級つめきりがオススメです
爪切りの度にテンションが上がるとまでは言いませんが、ステンレス製でよく切れます
切れ味がよいので、切った後の爪が洋服の繊維などに引っかかる、なんてこともありません
男性の手の指用であれば通常のLサイズで問題ないでしょう
③トレーニング記録用のノート / アプリの準備
これからトレーニングを始めようと思っているならばその日やったトレーニングの内容を記録するノートを準備するとよいと思います。
※最近はスマートフォン向けトレーニング記録アプリも出ていたりするので好みのほうをどうぞ
僕は細かい書き込みができたりと自由度が高いため紙のトレーニングノートを使っています。
アナログにはアナログの良さがありますね
話を元に戻します
記録を付けるべき理由は2つあります。
⑴トレーニングのモチベーションUP/維持
⑵効果的なトレーニングの為
⑴トレーニングのモチベーションUP/維持
トレーニング始めたてというのは、特に扱える重量が伸びやすい時期
「前回は10㎏が6回しか上がらなかったけど、今回は8回もあげられた!」
など成長を実感しやすい、ある意味”おいしい”時期だと言えます
この記録をどんどんためていけるのがトレーニングノート
見返すことで、確実にあなた自身の成長を実感できます
筋トレのモチベーションは人それぞれだとは思います
・痩せて自分磨きしたい
・かっこいい身体になってモテたい
・身体を動かすことで健康になりQOLを向上させたい
などなど
扱える重量が目に見えて右肩あがりとなるのも確実にモチベーションを向上、維持させる要素のひとつだと思います
これは初心者の方にはまだピンとこないかもしれませんが、3か月後、半年後にそれまでのトレーニングノートの履歴を見返すとそれまで自分がどれだけのものを培ってきたかわかるので感慨深いものがあると思います。
同時に、そこまでできた自信から更なる成長が確信できます。
それがまた次回ジムへ行くモチベーションになるのです
記録は自信に繋がり、地震はモチベーションの源となります
⑵効果的なトレーニングの為
トレーニングの記録を付けることで「最初は40㎏だったベンチプレスが今では60㎏もあがる!」という自信のほかに得られるもの
それは、今の重量を挙げられるようになるまでの経緯です
あなたがそこまでたどり着くプロセスが手にとるように一目で把握できます
プロセス把握できれば、改善もできます。
あくまで一例ですが、バーベルベンチプレスの重量を向上させるにはダンベルベンチプレスもメニューに加える方がいい、とかそういうのがわかるようになります。
僕はトレーニングの種目、重量、rep数、セット数だけでなく、
・トレーニングをした時間帯
・トレーニング前に摂取した食べ物
などを記録しています。
こうしておくと、バナナを食べて朝の8時からトレーニングをすると調子がいい、といった自分なりの傾向も把握できるようになります。
「この時期は伸び悩んだな…」なんて発見もあります
その他、マシンを使うときの重量設定の際に
「あれ、前回何㎏だっけ?」
「前回の重量覚えてないし、このくらいでいいか」
なんて感覚的で非効率なトレーニングも防ぐことができます。
記録は使い方次第であなたの筋トレにおける成長スピードをはやめてくれます
あなただけのパーソナルデータを参考にトレーニングのやり方を改善することができるのです
記録は嘘をつかないし、無くなりません(正確に嘘・偽りなく書きましょう)
トレーニング記録はあなただけの財産です
シンプルでかさばらないコンパクトサイズのゴールドジムのトレーニングノートが個人的にはおすすめ
黄色で目立つので無くしにくいですし、中身の記入欄もシンプルで記入しやすいです
④お目当ての種目ができなかった場合の代替種目を考えておく
「今日はベンチプレスをやろう!」と決めていったはいいけどジムにいってみたら、ベンチ台が1つも空いてない…
ジムあるあるです
できないとわかってから、代替種目を考えるのも今使っている人が終わるまで待つのも時間の無駄です
「ベンチプレスがやりたいけど、もしできなかったらスミスマシンにしよう」など代替種目は先に決めておきましょう
そうしておくと、ジムの中で空いているマシンを探してうろうろすることもなくなります。
ジムでの立ち振る舞いがスマートになるのです。
あなたはジムに迷いにきてるんじゃないですよね?トレーニングしにきているはずです
⑤ジムにいるトレーナーさんとは仲良くする
人見知りでも、できる限りジムのトレーナーさん、スタッフさんとは仲良くしましょう
挨拶しない人もたくさんいるので挨拶だけでもいいです
それだけで覚えてもらえます
トレーナーさん、スタッフさんと仲良くするメリットは2つあります。
⑴筋トレにおける「?」を解決しやすい環境に
⑵ジムでのアウェイ感の軽減
メリットというと打算的に聞こえるかもしれませんが、あなたのジムライフが間違いなくよいものになるでしょう
⑴筋トレにおける「?」を解決できる
ジムに通い始めたばかりだとわからないことだらけです
マシンの使い方から始まり、各種目のフォーム、できれば食べ物(栄養学)にも気をつかうべきです
これらを1からすべて自分で調べていたらなかなか手間がかかります
そこで頼りになるのがジムのトレーナーさん
わからないことはどんどん聞くべきです
(その回答が正しいかどうかはトレーナーさんのレベルにもよるのでまた別問題ですが…)
言うまでもないですが、トレーナーさんとは仲良くなった方がこちらとしても聞きやすいし、色々教えてくれます
筋トレ初心者が知識不足なのは当たり前
でもそれは、トレーナーさんとの関係性で補えます
⑵ジムでのアウェイ感の軽減
友達と入会して毎回同じタイミングで一緒にジムに行くなら話は別ですが、ひとりでいく場合、ジムの雰囲気に飲まれてしまうケースというのもよく耳にします
特に筋トレ上級者の威圧感のある身体は初めてジムにいくあなたにとっては多少プレッシャーを感じてしまうかもしれません
一度そうしたジムの雰囲気に苦手意識をもってしまうとトレーニングに集中できないですし、筋トレも継続しにくくなってしまいます。
せっかくのジムという素晴らしい場所がアウェイになってしまうんですよね
そこで僕がオススメするのは、やはりトレーナーさんと仲良くすること
ここでもトレーナーさんが大活躍です
何気ない世間話でもマシンの使い方を質問するでもなんでもいいので、ジムの前後などに積極的話しましょう
仲のいいトレーナーさんがいれば、決してアウェイではなくなるし、トレーナーさんを介してジム内での知り合いや友達を作ることも可能です
トレーニング上級者の人や普段定期的にジムに通っている人は、ジムのトレーナーさんやスタッフさんとよく話す間柄の人も多いです
あなたとトレーナーさんが仲良くしているのをみてその会話に入ってはこなかったとしも多少の仲間意識みたいな感情は芽生えるはずです
僕はトレーナーさんやスタッフさんには最初と最後の挨拶だけは通いはじめてからずっとやってます
ジムに入ったとき
朝は「おはようございます」
昼は「こんにちは」
夜は「こんばんわ」の挨拶
ジムから出るとき「お疲れ様です」
これだけで顔を覚えてもらえるし、わからないことを聞きやすい関係性、距離感になれるのは間違いありません
せっかくジムに入会したんだからアウェイではなく、自宅の次にホームな場所にしましょう
【まとめ】ジムデビューしようとしている人に知っておいてほしいこと
①バーベルやベンチが服に触れる種目を多く行う日は白いTシャツは避ける
②爪は短く手入れする
③トレーニング記録用のノート / アプリの準備
④お目当ての種目ができなかった場合の代替種目を考えておく
⑤ジムにいるトレーナーさんとは仲良くする
ジムデビューも大学デビューと同じです
最初が肝心ですよ
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