◆「ジムが混んでいて目的の種目ができない」
◆「あのマシン使っている人、はやく終わらないかなー」
◆「順番待ちの時間が勿体ない…」
考えただけでもストレスです
著者が通っているジムでは体感として平日の6時~8時くらいが最も混んでいます
まあ、仕事終わりにジムが殺到するのは当たり前なんですけどね
次が、土曜、日曜の昼間~夕方にかけて
逆に空いているのは、金曜日の夜や平日の日中帯ですね
今回は、最近話題の『ダンベル何キロモテる?』の4話でもとりあげられた混雑時のジム
いわゆる”コアタイム”でのスマートな振る舞い方や効率的な時間の使い方について考察してみようと思います
『ダンベル何キロモテる?』では、”混雑時にフリーウェイトエリアが埋まっている場合でも比較的マシンは空いている”ため、ベンチプレスの代わりに行うチェストプレスマシンの利用を紹介していました
確かに一理あると思います
ただ、混んでいるときのジムってそんなもんじゃなくないですか?
全てのラック、ベンチ、マシンが埋まってるのは当たり前
もちろんストレッチエリアにも空きがないのはもちろん、冷水機すら列ができている
通路でも人が右往左往している状態…
人の多さで、まだトレーニングをしていないにもかかわらずなんか汗ばんでくる…
まさに地獄絵図です
「そこまでして筋トレしたいか」
筋トレしていない人にはこう言われてしまうことでしょう
でも、たとえジムがどんなに混んでいても…
「筋トレしたいんです!」
そんなあなたのための混雑時のジムでのスマート(?)な振る舞い方、待ち時間の効率的な時間の使い方を紹介します
混雑時のジムでの対策
- 帰る or 時間を改める
- 声をかける
- 無言のプレッシャー
- トレーナーさんと会話
- 別種目に切り替え
①帰る or 時間/日を改める
熱気と臭気に満ちた劣悪な環境
(混んでいるジム)でお目当てのマシンが空くのを待っているのは、正直、時間の無駄ではないでしょうか?
とっとと家に帰って、勉強でもしましょう
その日は早めに寝て、翌朝スッキリとした気持ちでトレーニングすべきです
朝の爽やかな空気の中、誰にも邪魔されずに思う存分筋トレできます
この方が明らかに効率的です
待ち時間にイライラすることもないので精神衛生上もよいでしょう
「身も蓋もないこと言うな!」と言われてしまいそうですが、冷静に考えてみてください
これが一番の対策、最もスマートな振る舞いではないでしょうか?
②声をかける
「それでもジムに来ちゃったし、もう身体が筋トレモードだし…」
「せっかくジムに来たんだから混んでいても筋トレしたい!」
わかります
僕もどちらかというとジムに来たからには筋トレしたい派です
ならば、声をかけましょう
お目当てのマシンを使っている人に「あとどれくらいで終わりますか?」と
以下の注意点を守れば、別に声をかけること自体は失礼なことではないと思います
著者も、もちろん声をかけられることがあります
声をかけられたからといって不快に思うことも特にありません
ジムでの声かけ時の注意点
- インターバル(休憩)中に声をかけること
- 低姿勢で
- 声かけは1回までを推奨
インターバル(休憩)中に声をかけること
動作中に声をかえるのは、集中力が削がれますし、重量を扱っている以上、不意の声かけの結果、怪我等思わぬ事故につながる可能性があります
声をかけるタイミングは、インターバル中です
低姿勢で
向こうの方が先に利用しているのだから威圧的な態度はNG
あくまで低姿勢です
声かけは1回までを推奨
例えば、あなたが使いたいマシンを利用している相手から「あと10分で終わります」と言われたとしましょう
相手が10分過ぎた後もマシンを使っていてさらに声かけをする場合
相手によっては「急かされている」と感じる場合もあります
ここまでくるとジムマナーの話になってくるのでどちらが絶対的に正しいとは言えないですが、相手とトラブルになるケースもあるので、「あとどれくらいで終わりますか?」の声かけは僕は1回までというマイルールを持っています
③無言のプレッシャー
最初に断っておくと、これはあまりオススメしません
ただ、一定の効果がある場合もあるので、紹介させて頂きます
あなたが使いたいマシンやラックのまわりを見渡しつつ、「はやく終わらないかなー」、「どこか空かないかなー」って雰囲気で
ウロウロします
ジムには鏡があるケースが多いので自分がトレーニングしていても、「あ、あの人待っているんだろうな」ってのはわりと気付きます
多少は気遣ってもらえるかもしれません
ただし、ガン見はNG
以前ラットプルダウンをやっていたら、1メートルくらいの真後ろに立たれ、ガン見されたことがあります
スゲーやりづらいです!
「はやく終われよ」って雰囲気で急かす態度をとるのは個人的にはジムマナー違反だと思っています
④トレーナーさんと会話
割と僕はこのパターンが多いです
ジム=筋トレする場所
たしかにそういう人が多いと思います
ただ、人によっては、
・友達と合ったり、会話するのも楽しみのひとつ
・実は出会いを探しにきている
みたいな人もいたりします
僕はというと、実はジムで働いているトレーナーさんと話すのが楽しみのひとつだったりします
勉強にもなりますし
どうせ混んでいてすぐには筋トレできない
しかし、ただ待っているのも時間の無駄
なので、トレーナーさんと会話します
例えば、簡単な世間話でも筋トレや栄養学に関することでも何でもいいと思います
- 穴場の曜日/時間帯を教えてもらう
- トレーニングの相談
- 食事で気を付けるべきこと など
本当に何でも構いません
「なるほど!」と思わされるようなことを教えてもらえたり、新たな気づきもあったりするのでオススメです
「トレーナーさんに話しかけても反応が薄い」
「なんか絡みづらい雰囲気なんだけと…」
これからジム選びをされたり、ジムを変えることを検討しているのであればトレーナーさんやスタッフさんの雰囲気もみておくとよいと思います
詳細は、「失敗しないジム選びのポイントについて」を読んでみてください
⑤別種目に切り替え
かなりオーソドックスな対策だと思います
細かくわけると以下の3パターン
- 特定の部位を別の方法でやる
- 部位自体を変えてしまう
- 普段やらないトレーニングをする
1)特定の部位を別の方法でやる
(代替種目ができることが前提ですが、)例えば、肩を鍛えたい場合、ショルダープレスのマシンが埋まっているのでダンベルショルダープレスに切り替える、などがこのパターンです
なので、できるだけ色んなトレーニングのパターンを持っておくと混雑しているジムではスマートな振る舞いができるので便利です
2)部位自体を変えてしまう
「ベンチプレスで胸を鍛えるつもり…だったんだけど、しばらくベンチ台も空かないし、チェストプレスマシンも空かなそう…」
「(仕方ないから)今日は背中を鍛えるか…」がこのパターンです
その際、以下のポイントを考慮すると効率のよいトレーニングができるかもしれません
- 翌日以降に使う(協働筋も含む)予定の筋肉以外を鍛えること
- 翌日以降に鍛える筋肉の拮抗筋を鍛えること
翌日以降に使う(協働筋も含む)予定の筋肉以外を鍛えること
この例で説明すると、翌日以降に胸を鍛えるためのベンチプレスをやるので、その際に同時に利用される協働筋である三頭筋や三角筋(前部)”以外”の筋肉を中心に鍛えるとよいと思います
こうすることで、使用する各筋肉が筋肉痛などない元気な状態で翌日以降のベンチプレスに取り組むことができます
翌日以降に鍛える筋肉の拮抗筋を鍛えること
事前に拮抗筋(※)である背面の筋肉を使って疲労させておくことで、翌日以降にベンチプレスを行う際に効率的に胸の筋肉である
大胸筋に刺激を入れることが可能になります
※相反する動作をする筋肉のこと
例)上腕二頭筋 (肘関節の屈筋) と上腕三頭筋 (肘関節の伸筋) は互いに拮抗筋
3)普段やらないトレーニングをする
例えば、普段ウェイトトレーニングばかりなのであれば有酸素運運動や瞬発力を高めるプライオメトリクストレーニング、プランクや
リストカール(あまりやっている人を見かけません)等にチャレンジするのも手だと思います
すごく地味ですが、確実に前腕が太くなるリストカールとリバースリストカールもオススメ
(詳細は、こちらのコラムで紹介しています)
まとめ:混雑時のジム5つの対策
- 帰る or 時間を改める
- 声をかける
- 無言のプレッシャー
- トレーナーさんと会話
- 別種目に切り替え
上記5つの対策で
スマートなジムライフを
エンジョイしましょう!
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